デレマス LV を初体験した私の話

アイドルマスター シンデレラガールズ 5th LIVE TOUR Serendipity Parade!!! 石川公演 1 日目の LV に行ってきました。

経緯

私は引きこもりなので、オフラインのイベントの類には全く縁がありませんでした。 ライブのような活発な場所などもちろん、LV すら行ったことがなく、今回も Twitter 上でイベントに向かう人々の様子を眺めて楽しそうだなぁと思っていました。

それでいつものように発言したところ、なんと本日の LV に行けなくなってしまった方より、チケットが余っているのでいかがですかとのお誘いをいただいてしまいました。

普段であれば引きこもりたさ優先で速攻で断ってしまうところですが、贈り物というのは受け取られてこそ嬉しいものであると言いますし、本日のイベントですし、チケットが余っていても腐るだけですし、せっかくの申し出をお断りするのも忍びないので、チケットを譲っていただくことになりました。

途中、相手方の観測不足によりチケットが存在するかどうかが分からない量子的重ね合わせ状態な存在になりかけましたが、無事チケットが存在する方向に収束し、その後そのまま LV 会場へ向かうこととなりました。

そして

急遽 LV 会場のある東京に行くことになったわけですが、朝からのんきにアニメを見ていた数時間前までは全くもって予想だにしなかった展開で、完全に現実感がなくふわふわした気分のまま時間が来てしまい、そのまま出発し、東京に着き、駅の出口探しで迷い、ファミマを探して迷い、バス停を探して迷い、無限に迷子になりつつも開演までに無事会場につきました。

見慣れぬ都会はすごく不思議な感じがして、Twitter 上で狼狽えていたらかなり言われたい放題されてました。

なんやねん。ちなみに東京に行ったのは 10 年ぶりくらいです。

着いた先では

異様な空間が広がっていました。見渡す限りオタクの大海原。 場違い感を感じつつも無事席を見つけて、着席。ほどなくして中継がはじまり、そして開演。 オープニングが終わると、一曲目にいきなり数あるデレマス楽曲の中でも随一のノリノリ感 [要出典] のある Yes! Party Time!! が流れ始め、会場の空気が急激に高まり始めます。 そして目の前には周囲全員が立ち、両手にライトを持ち、スクリーンに向かってそれを振る異様な光景が繰り広げられていました。

最初はそれがとても滑稽なことに見えていたのですが、曲に合わせてライトを振り、テンションを体で表現していて、そうして自身が演出の一部となれることはとても楽しいのだろうし、実際のライブ会場であればなおさらなのだろうな、と感じていました。 完全に手ぶらで来てしまったせいで周囲から浮いてないかどうかなどの心配もしてましたが、辺りを見回して何人かほかにも手ぶらの人がいることを確認して少し安心したりしていました。

が、そんなことを考えていられたのは最初だけで、中盤の Star!! に差し掛かるころにはすでに周囲の空気に飲まれていて、目の前で何かが起こっているという認識しかできず、気づけば自分も恥を忘れ一生懸命手を振っていました。 もうテンション上がりすぎて何があったか全然覚えてなくて、終わった後 Twitter で終始謎の文を連射してました。

結局

最高だった。

初めてのことだらけの一日で戸惑いも多かったですが、楽しそうでいいなと思っていた通り本当に楽しくて、勇気を出して行ってみて良かったと思います。
こんな好きなものに好きなだけ熱狂できる場があるだなんてもっと早く知りたかったぞ…。 絶対また行きたいですし、次回は絶対ライトを持参して参加したいです。がんばります。