Xperia X Compact (F5321) を買ってみたメモ
Xperia の新しい Compact 機が出たので、Clove で買ってみたので軽くメモをまとめておきます。
Xperia X Compact (F5321) は 4.6 インチディスプレイを搭載する Android (6.0.1) スマートフォンです。 詳しいスペックは Sony Mobile の製品情報ページをご覧ください。
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— 乾パン同好会 (@mfakane) 2016年9月23日
ここに不審物があります pic.twitter.com/vBo2392DHw
— 乾パン同好会 (@mfakane) 2016年9月27日
- 9/23 に注文、その日のうちに発送され 9/27 に到着しました。
- 10/8 現在メイン機として活躍しております。
- 今までの Compact シリーズは元のモデルとほぼ同じスペックの「ハイエンドコンパクト」でしたが、今回はミッドレンジモデルの X の小型版という位置づけになっています。
そのためか、XZ と比べ以下のような違いがあります。
- プラスチック筐体
- Snapdragon 820 ではなく 650 を搭載
- 4K 撮影に非対応
- 非防水・非防塵
- 逆に、メモリは XZ と同一の 3GB となっています。
- ハイエンドモデルである XZ はよりメモリを増量しても良かったのでは…
本体
- カラーは Mist Blue を選んでみました。
- 公式の製品画像だと結構明るめの色のイメージですが、実物は意外と暗めの色味です。
- 欲を言えば今までの Compact シリーズの Yellow や Green のようなポップなカラーがほしかった気がします。
- 形状は “Loop Surface” デザインと呼ぶらしく、左右は滑らかにカーブしており上下は平べったいです。
- 前面のガラスの左右縁も含めてカーブしています。
- 角が手に刺さるということがなく、またサイズもコンパクトなため握りやすいです。
- ただし上下は角ばっているので、下端を小指に乗せる持ち方にはあまり向かないかもしれません。
- プラスチック製の筐体ですが、表面は鏡面仕上げで非常に光沢感があり安っぽさはありません。
- それゆえ指紋が目立ち、また非常に傷がつきやすいです。 Universe Black の場合は特に目立つと思いますので、それらを避けたい場合はカバーなど何らかの保護が必要でしょう。
- 今までの Compact シリーズと違い防水・防塵には非対応となっているので、ご注意を。
ソフトウェア
- X Performance から引き続きスクリーンレコード、スモールアプリがないみたいです。
動作
- Snapdragon 650 が搭載されていることでパフォーマンスに関して少々懸念がありましたが、今のところキビキビ動作して使っていて特に問題は感じません。
- デレステを 3D 標準で問題なくプレイできます。特にタッチ周りの問題も感じません。
- Compact シリーズとしては初の RAM 3GB ですが、今までに比べゲームから別にアプリに切り替えてから戻るとゲームが終了されている、などということが減って良い感じです。
カメラ
- 私はあまり写真を撮るタイプではないので全然試していないのですが、少なくともマニュアル撮影モードにマニュアルフォーカスとシャッタースピードの設定項目が追加されているようです。
指紋認証
- 電源ボタンが指紋センサーになっていて、電源ボタンを押し込んで画面オンとほぼ同時に指紋認証によるロック解除ができます。
認識は素早く精度もそこそこで、基本的に困ることはないです。
- ただし登録する範囲に気を付けないと角度を変えたときに認識しづらいことがあります。
- センサーを搭載したことで電源ボタンの押し心地がぷにぷにすることもなく、しっかりクリック感があります。
- 電源ボタンにセンサーが搭載されている影響で音量キーの位置が下の方にあります。
まとめ
- 良い点
- 小さい分軽量
- Xperia シリーズなだけあってデザインが格好良い
- 今となってはあまり見ない比較的コンパクトなサイズ
- 動作がさくさく
- マニュアルモードの自由度が上がったカメラ
- 悪い点
- 高い
5 万円クラスですが、この値段ならばもっと良いスペックの端末が… - 非防水・非防塵
- つやつやのプラスチック筐体が非常に傷つきやすい
かといってカバーやフィルムで保護するとせっかくの握り心地や手触りが犠牲に…
- 高い
基本的には品質が高く、個人的には Z3 Compact からの乗り換えで満足な出来です。
ただ Z5 Compact から比較するとスペック上あまり変化がなく感じられるかもしれません。(特に防水が必須な方にとって非対応は痛い点)
値段的にコストパフォーマンスを求める方には向きませんが、コンパクトかつ高クオリティな端末がほしい人にとっては良い感じの一品です。
なお非防水・非防塵に関しては、Engadget Japanese の速報記事 によると「グローバル版では」と断りがあったそうなので、もし日本に投入される際は仕様変更がある可能性もなくはありません。(あるかもしれませんし、もちろんないかもしれません)
いずれにしても十分に良いと言える端末なので、今からどうなるのか少し楽しみです。